ハーレーのエアクリーナーは、空気中のゴミやホコリを取り除いてエンジンにきれいな空気を送り込むためのパーツです。エンジンに不純物が入るのを防いで守る重要な役割を持っています。エアクリーナーは使い続けていると次第に汚れが蓄積されていく性質があるので、定期的な清掃が必要です。詰まってしまうとエンジンに送り込まれる空気量が減少し、燃費の悪化やエンジントラブルなどを招く可能性が出てきます。
愛車の故障を防いで長く乗り続けるためにも、エアクリーナーのメンテナンスは欠かさないようにしましょう。
エアクリーナーには乾式と湿式の2種類があり、それぞれ清掃方法が異なります。乾式フィルターの場合は、エアダスターなどを用いてフィルターに付着したホコリを飛ばすことで簡単にメンテナンスできます。その反面、洗浄ができないので最終的には交換しなければなりません。
交換のタイミングは道の状態によって左右されますが、約8000km走行したら換え時だとされています。湿式フィルターは洗浄液を用いて清掃することで、繰り返し使用できるのが特徴です。しかし、清掃後に1～2日程度乾かしてから専用のオイルを塗る作業が必要になるので、時間と手間がかかってしまう欠点があります。
エアクリーナーは雨に濡れてしまうと性能が低下してしまいます。急に壊れてしまうわけではありませんが、なるべく対策を用意しておく方が良いでしょう。雨天時の対策としてはレインカバーの装着が挙げられます。エアクリーナーの販売メーカーはレインカバーも一緒に出しているので、適したサイズのものを購入しておき、雨が降ってきたら被せるようにします。
急な天候の変化に備えて、他の雨対策グッズと共に用意しておくことをおすすめします。